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【報告】みんなでこせっぺ!おらほの森 Part2:第3回WS

実施日: 8/4(日)

 

こんにちは!スタッフの山木です。

夏の暑さもいよいよ和らぎ、涼しくなってきました。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、遅くなってしまいましたが、

8月4日(日)に行われた、わたりグリーンベルトプロジェクト第3回ワークショップ、(以下 第3回WSとします。)のレポートをお伝えしたいと思います!

 

第3回からは、午後1:00からのスタートです!

この日は全部で28名(男性17名,女性11名)の方にご参加いただきました。

そしてなんと第3回WSにも関わらず、3名の新たな参加者がいらっしゃいました!

 

WSは午後からでしたが、早めにいらっしゃった方からまたもや差し入れが!

お稲荷さんや野沢菜など。。どれも暖かい家庭の味でほんとうに美味しいのです。

いつもありがとうございます。

 

差し入れ.png

 

さて、午後1時、いよいよワークショップ開始です!

 

 

まずはじめに、今回は新たな参加者が!ということで、それぞれに自己紹介をしていただきました。

 

紹介.png

 

紹介2.png

 

紹介3.png

 

緊張しながらも、みなさん堂々とお話されていました。

話の中では、震災があった、その事自体が風化してきている、と懸念する声がありました。

また、亘理町に住む野鳥に興味があって、それが防潮林を守る事につながり、こられたという方も。参加への動機はひとそれぞれです。

 

新たな仲間の話を、みなさん熱心に聞いていらっしゃいました。これから一緒にがんばっていきましょう!

 

 

 

次は、「チェックイン」の時間。これは第3回WSから、設けられたものです。

 

「チェックイン」とは、活動の内容とは関係なく、WSをする前に、参加者がいまどのような気分であるのか?を、お互いに共有する時間です。

例えば、〜最近こんなことがあって、うれしかったんだよ〜今ちょっと気分がのっていないです〜など自由に、グループの中で一人ずつ話していきます。

 

 

チェックイン.png

 

もしかすると、体調の優れない方もいるかもしれません。しかしそれを共有できれば、そのことに対する思いやりが生まれます。

ひとこと話すだけでかなり心が近くなるという素晴らしいシステムです!みなさんも何かの際に試してみては!

 

 

 

 

チェックインを終えたら、いよいよ内容に入っていきます!

まずは、前回のWSの内容をニュースレターを見ながら振り返ります。自分たちが全5回のWSにおいてどの段階にいて、次に何をすべきなのか。。。

GB事務局長である松島の司会のもと、改めて確認をしながら進めていきます。

 

スクリーンショット(2013-08-29 16.31.04).png

 

 

〜〜〜

第2回は、WSがどのような目的をもって行われているのか確認をすることからはじまりました。

そしてメインは、参加者がチームの宿題として持ち帰った、 亘理町の環境調査 の結果を発表し、共有することでした。これは、自分たちの住む町がどのようなポテンシャルを持っているのかを知る、というものです。(参加者が自然環境、人的資源、生活文化、類似事例の4つのチームに分かれ、行いました!)

 

膨大なデータをリスト化したものだったり、10年前の文献から引っ張って来たものであったり。チームの用意したデータはかなり手応えのあるものでした!!

しかし、調査といっても、自分たちの町についての事なので、子供のころ防潮林でこんな遊びしたよね、火を焚くために松ぼっくりを拾うのが習慣だったよね、

祭りではほたるが放たれたんだよ〜、などの思い出話もたくさん出てきて、みなさん昔の思い出に目を細めていらっしゃいました。懐かしい話をたくさんしながら、

とても柔らかい雰囲気の時間となったように思います。

 

(詳しくは →第2回WSニュースレター をご覧下さい!)

〜〜〜

 

今後も環境調査は継続しつつ、今回第3回では、昨年のマスタープランの見直しに入っていきます。

 

 

 

 

次に、基本方針のアイデア出し、議論。さて、第3回WSのメインはここです。

マスタープランにおいて決められた基本方針を改めて見直す。そしてもう一度この「わたりグリーンベルトプロジェクト」の目的を洗い出したうえで、コンセプト化する。

それをするためのヒントを見つけることが、今回の目的です。

 

そのために参加者には、

「そもそもなぜ わたりグリーンベルトプロジェクトを行うのか」 という問いが投げかけられました。

 

目的確認.png

 

これに対する各々の答えを紙に書き、貼り出します。

 

書き出す.png

 

書き出す2.png

 

書き出す3.png

 

貼り出す.png

 

貼り出す2.png

 

先ほども書いたように、このプロジェクトをする動機というのは、さまざまです。

防潮林をあるべき姿に戻したい、自分の育ったふるさとを守りたい、プロジェクトを通してみんなが協力することが願い、後世代が自然との営みを感じられるように、、、などなど。 このプロジェクトを行うことのメリットというのは、一言では集約できないくらいにたくさんあります。

 

 

 

その後は、グループごとに、貼り出された意見と見比べながら、

昨年の基本方針を見てどう感じるかを話し合い、発表。

 

話し合い.png

 

発表1.png

 

発表2.png

 

昨年の基本方針は、

 ・浜・森・畑のつながり(連続性)を活かす/地形、生態系、暮らし 

 ・資源・エネルギーのつながり(循環性・持続性)を活かす 

 ・世代間のつながり(絆)を活かす 

 ・人と生きもののつながり(恵み)を活かす 

 ・亘理と日本中の、人と経済のつながり(交流)を活かす 

 ・そして、人々の想いをつなげ、命のつながりに感謝する。 

 

というものでした。

 

昨年のものに、もう少し現実的なことばを盛り込む必要があるのではないか? また、根本的には変わっていないだろうから言葉を工夫するべきだ、などグループごとに視点の違った意見があがりました。

多くのメリットを一言で表すのはかなり難しいことですが、これらの声をヒントにして、基本方針をどういう言葉にあらわすべきかを第5回までに検討していきます。

 

 

 

 

そしてこの話し合いが終えたころ、ディスカッションがはじまりました。

これはもともとプログラムにはなかったもので、参加者の方が自発的にマイクをとって 自分がGBに何を感じているか、を話したことから生まれた時間です。

 

意見0.png

 

「つながりというものは当たり前にあるべきもの、震災を機に始まったプロジェクトなのであれば、もっと適切な言葉を探すべき。」

 

「つながりは当たり前にあるべきだ。でも今の日本においては、現実に、それが当たり前ではなくなっている。だからこのプロジェクトが、つながりを感じる生活を営む、

 そのモデルになることを期待しているからここにいる。」

 

「それぞれのできることをやればいい。すべてを一人で考えるのは難しいことだから、それぞれに役割を割り当てて進んでいけばいい。」

 

(他にも多く意見がありましたが、ここでは省略させていただきます。)

 

意見5.png

 

感情のこもったことば、話し方と表情があまりにも真剣で、とてもどきどきしました。

 

意見3.png

 

意見4.png

 

参加者のもつもやもやが、ありのままに表に出て、ある意味で一体感のようなものをすごく感じた瞬間でした。プロジェクトに対して、それだけの責任感をもって、みなさん取り組んでいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

最後は、前提条件の整理、マスタープランの見直しをする時間です。

2012年度に、構想を決定するためのWSが5回行われたわけですが、その時点での前提条件(つまり、国の政策や土地の水位などの状況)は、2013年には変化しています。

 

2012年の前提条件 ≠ 2013年の前提条件 ということになるのです。

 

よって、2013年の計画決定WSは、前提条件の変更点を踏まえた上で進めていかなければなりません。

そのため、今現在がどういった状況であるのか、沿岸部の写真を見ながら説明がなされました。(沿岸部の調査は、WSとは別に行っています!)

 

背景.png

 

説明してくださるのは、講師の小河原さん。

小河原さん手作りの防潮林の断面図を使い、今現在何処に木が残っているのか、どのくらいの深さに地下水位があるのか、どうしたら地下水位をより低くすることができるのか、新しく造られる堤防がのちにどのような効果をもたらすのか、、などなど事細かに説明がなされました。

 

背景2.png

 

変化してゆく背景を、前のものと照らし合わせながら、ひとつひとつ確認してゆくのは、ものすごく根気のいる作業です。

聞く側も眉間にしわを寄せつつ、必死にノートにメモをとり、小河原さんの説明を呑み込みます。。。

 

 

 

退館時刻ぎりぎりになって、WSは終了!

終わった瞬間、口から思わず「疲れた〜!」の声が飛び出しました。みなさん本当に、おつかれさまでした!!

毎回毎回、かなり濃い内容のWSとなっています。今後の展開に期待です。次回も頑張りましょう!

 

 

 

長くなってしまいましたが、第3回WSのレポートは終わりです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

記事更新日:2013,8,31
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