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【報告】みんなでこせっぺ!おらほの森 Part2:第5回WS

実施日: 2013年9月15日

 

こんにちは!スタッフの鈴木です。

大変遅くなりましたが、9月15日におこなわれた第5回ワークショップ(以下、第5回WSとします)の様子をお伝えさせていただきます。

当日の参加人数は29名(男性18名、女性11名)。

 

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WS当日は明日にも台風がくるというタイミングで、天気は大荒れ。

いつもなら電車で30分ですが、2時間かけてきました・・・という人も。

 

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まずはこの回がはじめてになる方の紹介。最後のWSの新規参加者は3名でした。

山元町からや、宮城で復興に関わる中間支援団体の方、大学の今日中等、様々なフィードバックを持った方々がお越し下さいました。

それぞれの活躍されている領域がすこしずつ違えど、皆さん地域の関係づくりに詳しい方々でした。

心強いです!

 

まずはじめに、恒例の各部会からの報告を行ないました。

 

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防潮林部会は、現在育成中の55,000本の苗木の鉢替えや、これから育てることになる種子を集めているところだそうです。こういった地道な努力がこのプロジェクトの基盤を担っているんだ、とつねづね感じます。

 

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次に、子ども部会からの報告。

長瀞小学校の総合学習授業としてGBプロジェクトを取り上げており、GBメンバーが出張して第一回授業を行なったことは以前お伝えしたかと思います。

今回はその第2弾!ということで、苗木づくりを子どもたちと行ないましたー!というお知らせでした。

 

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9/10に行なわれたその苗木づくり体験授業には、34人の子どもたちと8人のボランティアの大人たちが集まりました。授業の様子をスライドで観つつ、大村さんがお持ちした子どもたちの感想のまとめを回し読みします。

 

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苗木づくりはもちろん、虫や鳥たちのいる緑の茂った山自体も、とても楽しんでいたとのこと。

最後に子どもたちは自分がつくった苗木ポットにそれぞれの名前を書いて、授業を終えました。

苗場から望んだ町を改めて目にして、「あぁ、はやく元どおりになればいいなー。」と言っていたそうです。

 

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ボランティアとして授業に参加された方からもひとこと、「自分も勉強のつもりでやりました。」というお言葉を頂きました。

こういった形で、昨年のマスタープランでも目標に掲げていた”世代を超えたつながり”の芽が、すこしずつ出てきている!そんな風に感じられました。

 

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次に、熱気球フェスの報告。

開催まで一ヶ月ちょっととなった熱気球フェス。今年の目玉として、会場に畑をつくっており、

そこで育った野菜を、当日に収穫して食べよう!という”収穫祭”イベントがあります。

その経過をいつも畑の世話をしておられる方からご報告して頂きました。

白菜に大根、ひょうたんカボチャなどの野菜を育てており、中でも白菜とひょうたんカボチャはいい調子だそう。

フェス当日の収穫がたのしみです!

でも、そこに辿り着くまでにはやはり地道な努力が必要で、

最近はずっと早朝に有志で集まり、農地の草取りを行なっているとのこと。ほんとうにお疲れさまです。

 

畑をつくることは収穫祭という楽しいイベントにも繋がりますが、それだけではありません。

熱気球フェスのコンセプトのひとつとして、『まちを空から眺める』ということがあります。

震災で被害を受けたまちを、改めて眺める。一見何も無い平野もかつては農地だった、というところがたくさんあります。

そんな中で新しくつくられたこの農地は、これからへの一歩になるのでは、と、そう考えているそうです。

 

長くなってしまいましたが以上で各部会の報告を終えます。

 

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次に、第一回WSで決めた調査グループのうちのふたつ、社会環境調査チームと類似事例チームから調査報告がありました。

発表の回だった第2回WS時点では、集まりきらなかった情報が集まり、

まとめられたものをそれぞれのチームから配布されました!

 

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町の人自身が集めたこういった情報がこれからの礎になっていけば、と思います。

 

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さてさて、ようやく本題です。

今回のWSで行なうことを大きく分けると、

1、配置計画の策定

2、管理計画の現状把握

このふたつです!

まずは前回に引き続き、配置計画の策定。

 

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第4回WSのニュースレターを読みながら、前回のWSの振り返りをしました。

そののち、当日に配布した、防波堤から嵩上げ道路までの現在の様子を説明した断面図の資料をみながら小河原さんの解説を受けます。

 

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この日の午前中に、実際に沿岸部を歩いて調査した内容も付け足しながらの説明。

雨の中でしたが、この日はたくさんの参加者で行なうことができました!

 

そんな風に沿岸部の状況をひととおり理解した後、

前回と同様に5つのグループに分かれて模造紙をつかって、配置計画を考えました。

前回のアイデアを頭に置いて、もう一度、考えてみる。

 

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「ここまでを盛り土にして、ここにお堀を通せば地下水位はある程度下がるよね」

「ここに遊歩道をつくって綺麗な花を植えたいな。レンゲツツジとか、あとなんだっけ前出たやつ・・・」

これまでのWSを通して得た知識をフル活用して、皆さん自身で考え、話しあいながら断面図に落とし込んでいました。

 

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そして発表!

 

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発表内容は第5回ニュースレターに図と共に記載しています。是非ご覧になってください!

 

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各グループの発表後、”投票”を行ないました。

「全体としてこのグループが良かった!」票が、ひとり1票。

「全体は置いておいて、このグループのこの部分良いな~」票を、ひとり3票まで持ちます。

その投票シールを張り出された各グループの模造紙にぺたぺたと貼っていきます。

和気あいあいと話しながらも、皆さん真剣!悩みこむ人も。

 

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投票をすることで、ただ何が人気かが分かるだけじゃなく、

自分たちの案をどこかの案と比べたり、深く見つめ直すことができます。

そうなってくると「ああ、もっとこうすれば良かったな~」など、そういう部分が出てくるものです。

その為、もう一度各グループに模造紙を返して、

「最後に、今あるアイデアを全部出し切る!」ということで、アイデアをポストイットに書いて貼っていきました。

 

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こうして、またちょっと磨きがかかった配置計画の提案が出来ました!

短い時間でしたがとても濃い時間でした。

この町民の皆さんから出た案を元に、最終的な配置計画を策定し、基本計画策定書に組み込む予定です。

 

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次に管理計画の現状把握へ。

管理計画とは、これからGBプロジェクトを行なうのに必要な”管理作業”についての計画です。

管理作業は、大きくこのように分けることができます。

① 残存林の下刈り

② 苗づくり・植樹

③ 植樹後の下刈り・間引き

こういった管理作業をこれから行なっていかなければ、プロジェクトは進むことが出来ません。

「では実際、どれくらいの人数が、どれくらいの時間がかかるのだろう?」

その疑問に答える資料を小河原さんにつくっていただきました。

題して『海岸防災林植栽・保育計画表(17年計画版)』!

これを読みながら説明を伺います。すごい情報量の資料です・・・。

その計画表はニュースレターの8、9ページにそのまま載せておりますので、よろしければご覧ください。

 

小河原さんの作成されたこの管理計画は、過去の防潮林づくりの資料はもちろん、

実際皆さんがこれまで行なってきた、苗づくりなどの管理作業の経験を参考にして、作業にかかる時間と人数とが割り出されてます。

そうして出てきた数字はリアルで、そして改めて地道で険しい道のりだと感じられました。

 

最後に、事務局の松島からひとつの問いかけがありました。

 

「こういった配置計画や管理計画を踏まえて、

今考えつく『これから、グリーンベルトプロジェクトにできること』って何かありますでしょうか?」

 

これから実質的な作業が始まるにあたって、GBにはまだこういう部分が足りないんじゃないか?

あるいはこういう部分をもっとのばす必要があるのでは?という声を書き出していただきたい、

それが実現可能かどうかは一度考えず、皆さんからでてくるアイデアをいただければ、という思いで生まれた問いかけでした。

 

そこで出た意見を一部載せたいと思います(詳しくは、第5回ニュースレターの10、11ページをご覧ください)。

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●ボランティアの人を呼んで、作業+農産物を味わうツアー、
 作業+自然観察ツアー、作業+カヌー+サーフィン、など!
 
●震災前の集落全員に参加を呼びかけてはどうか。
●管理作業を交通違反の罰金代わりにできないかな・・・。

 

●PVをつくる。これをみればGBPがすぐ分かる!というものを。
●超有名人を呼んでイベント名誉会長になってもらい超目立った存在になる!
●マツの木1本1本をキャラクター化する、アプリなど、色々な展開を考える。
 
 
●町内のイベント、お祭りとしてボランティアをしてはどうか。
●管理作業を楽しみ、地元の人の集いの場にする。
 下狩り相撲、下狩りピクニック・・・などなど。
●苗木新聞。ボランティアをした人に、
 自分の育てた苗木の近況の報告がくる。
 
●現在の小学生を将来に活動出来るように向けるには、植林造林の教育を。

 

●グリーンベルトプロジェクトを最初に立ち上げたひとたちの夢が、この先ずっと続いていくように、日頃の作業に参加していきたい。
●技術、予算を基金化し、年月をかけてゆっくりプロジェクトをすすめる。その過程が良い関係をつくるのだろうなと思う。
 
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・・・などなど。
 
短い時間に、アイデアの詰まったポストイットがたくさん生まれました。
”いかにして人手を呼び込もうか?”を考えた方もいれば、
”どうにかして楽しんで作業をできないかな?”を考えた方も。
また、”どうすれば世代が移り変わっても継続できるだろう?”を考えた方もいます。
それぞれとても大事なことなんだろうなと思います。それぞれのアイデアに、皆さんのGBプロジェクトに対する想いが込められていました。
その想いはそれぞれ重なっているけど、まったく同じではない。だから集まると心強い!
 
こういうアイデアを大切に、これから先も町民と事務局が一体になって活動出来ればな、と思います。
 
 
以上で第5回WSは終了。同時に、『みんなでこせっぺ!おらほの森 Part2』の終わりでもあります。
Part2は専門的な内容も増えて、とてもとても頭の使うWSになりましたが、やり遂げました!
最後まで本当にお疲れさまでした。
 
 
記事更新日:2013,10, 4
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